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風と星と鳥

アイドルの話(嵐さん、ももクロちゃん、NEWSくん)とアイドルじゃない話(OLDCODEX/達央)

U R not aloneと嫌われる勇気と自分の人生についての散文

NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND(内容の話を含む)と「U R not alone」と自分の人生についての散文。

 「U R not alone」という曲は率直に言うと熱すぎて苦手だったけど、2017年の3月から4月に掛けての自分のテーマソングになってしまった、しようと思った。『この曲を聞いて頑張った』って思い出すような曲にしよう・自分になろうって思った。ここまで書いてあまりに思わせぶりなので何の話か書いておくとただ、ただ転職活動をしたと言うだけです。

NEWSを好きになってから、自分は性格が変わったと思う。劇的にじゃないけれど、意識的にも無意識的にも。
自分がNEWSを好きになったきっかけは圧倒的にその物語性だった。復活、再生、『ここで頑張らなきゃ一生頑張れないと思った』とピンクとグレーを書いたシゲ、『自分のライブはもう終わったんじゃないか』と思ったシゲ。過去だけじゃない、現在進行形で4人が描く物語に心底惚れた。物語を紡ぎ出すメンバーはとても個性的で、一人ひとりのことを知るたびにもっと好きになった。涙を隠さない姿も新鮮だった。嵐旅館のリーダー会で『他の3人が気持ちよく仕事してくれればそれでいい』なんて、そんなこと心から言う人本当にいるのかと驚いた。一番驚かされ続けたのは手越祐也だった。ライブでのパフォーマンスも、バラエティでのあつかいも、ラジオでの発言も、何もかも規格外だった。ラジオのおたよりで、例えばリスナーが悩みを相談したときに、手越祐也が出す答えは手越祐也にしか叶えられないようなものに聞こえた、はじめは。こんな底抜けにポジティブで『嫌うってことは自分に興味がある証拠』とか言い出す人の、こんな人のアドバイスは普通の人の心には届かない、異常だ、宇宙人だ、それはあんたにしかできないよって、途方もなく遠い存在に感じた、はじめは。でも、だんだん、じわじわ影響された。

「嫌われる勇気」というドラマ自体はそれに対する評価も感想も『青山くんかわいい』に収束するものでしかなかったけど色んな意味で強烈な痕跡をのこした。単純にドラマの予習のために読んだベストセラーに簡単に感化されてしまった、というか、正確には本を読んで答え合わせができた。原因論と目的論の章で、それまで自分が漠然と考えてきた『今この瞬間に選び取っているものは自分がしたいと思うことでしかないんだなぁ』、というようなことがはっきりと言語化してもらえたような気がしたばかりかちょっと後ろ向きだった思想が前向きに矯正された。本を2冊読み終える頃にはこの本が手越祐也の愛読書であることがなるほどなるほど、ナイスー、ポーポーポー、って感じだった。貢献感とは『ぼくが水をあげたバラ』で、いろんなものが繋がった。

こんな忙しい時期に就活なんてするもんじゃなかった。アルバムが控えてて、ツアーも控えてて、いま職場を変えたら有休がなくなってオーラスにいけなくなってしまうし、履歴書や職務経歴書じゃなくて絵が描きたかった。ポートフォリオじゃなくて配布物が作りたかった。自分と向き合う作業はほんとうに吐きそうで、熱すぎるくらいがいいと思って「U R not alone」を応援歌に設定して自分を鼓舞した。ツアー初日の真駒内公演の日はまだ選考途中で内定がなくてその日がすぎれば否応なしにまた頑張る日々に戻らなきゃいけないからその瞬間はただライブを、NEVERLANDにいられる時間を楽しもうと思った。

NEWSを好きになって、『この人たちを好きな自分が「頑張らない」のは嘘だ』って思うようになった。個人的な考えですよ人には強要しませんよでも、NEWSはきっと自分に影響を与える、影響を与えるNEWSであってほしい、これを見てなにも変わらないのは嘘だみたいな今まで生まれなかった感情が生まれた。

U R not aloneの演出は率直に言うと熱すぎて苦手だった。歌わせられるとは想像してたけどQUARTETTOの愛言葉並みに、愛言葉より真剣に歌うことを要求されて、初日はまだ全体的にも探り探りだし照れもあったしてごにゃんの大サビにスムーズにつながらないことが気になって没入できなかった。でも2日目2部に立ち見で入るころには周りの熱量がすごくて歌声に包まれて自然に「U R not alone」の一部になっていた。

どうでもいい話を挟ませてほしい、わたしが世界で一番好きな人(鈴木達央だよ)に人生で一回だけラジオでメールを読んでもらった時のお題が『人の個性とは何か』で、私はその問いに『個性とは人生だ』って答えを送った。その人が歩んできた道のりすべてがその人を作っていて何が欠けてもその人にはならない、っていう趣旨のことを短くまとめて送ったら余った時間の隙間の一通に読まれた。それを思い出した。

ああどうか 力を貸してくれないか
昨日までの僕よ 共に乗り越えてきたじゃないか

生まれた日から今日までの 僕が見てる

今日までのわたしのそばに色んなもの・ひと・ことがあって、わたしを作っていて、この瞬間のわたしを決めるのはわたしでしかない。
自分を支えるのが人から貰った言葉じゃなくて、わたしの好きな人が出した問いに答えたわたし自身の言葉でよかった。勇気になった。

この春に気づいたことのぜんぶはこれからも自分を支えてくれると思う。
っていう瞬間を積み重ねて歩いていくしかないんだな。
と思ったので話題がめちゃくちゃだけど言葉にしておきたくて書きました。
いま書いておきたいと思ったことくらいはちゃんと書いておきたい。

『NEVERLANDにいられる時間を楽しもうと思っ』ていたのに、自担が『NEVERLANDは入口はあるけど出口はありません』と言ったので、わたしはいまもNEVERLANDの住人でいます。