前回のメイキングがいい加減古いな〜と感じたのでやります。ただ、描き方自体はあまり変わらない(前回の方が詳しいくらい…)ので、わたしの気分の問題。
0.iPad・PC環境
iPad Pro(12.9インチ・第3世代・256GB)
iMac(27インチ・Mid 2011)…光学式ドライブ生きてます。すごいね。OS10.13(High Sierra)、メモリ12GB。
IllustratorCS5、Photoshop CS5…未だにCC未導入。イラレよく落ちます。Indesignはもう起動しません。
タブレット WACOM CTE-430(Pink)…信じられん古いやつ。10年以上使ってる。
1.下絵(iPad・ibisPaint)
iPadのibisPaintで描いていきます。古来より下書きは水色の色鉛筆と相場が決まっているので青で描きます。のちのちの作業が楽なように線はできるだけ整えます。
PCに送ってイラレに配置します。
2.線画(PC・Illustrator)
下絵を上のレイヤーに乗算で配置しレイヤーをロックします。
線画は下のレイヤーに描いていきます。
線=黒、塗り=白で、ペンツールを使ってクローズパスでなぞっていきます。
切り絵(貼り絵?)のようにパーツを作っては重ねていく(重ね順を調整する)作業の繰り返しです。
3.色配置
適当に色を置いてみます。適宜グローバルスウォッチ作成。色とてつもなく気持ち悪いですが、グローバルスウォッチは後から色を一括で変えれるのでとにかく色を置ききってしまいます。
スウォッチこんなんですが…グローバルスウォッチ作るの面倒になって途中から個々に色調整してますね。
色を一括で変えるのは「オブジェクトを再配色」も便利です。
4.色調整・影入れ・形調整
これでほぼ出来上がりです。
影の入れ方は…
クリッピングマスクの中に影のオブジェクトを入れる→クリッピングマスクの線にベースの色を適用、で作っています。
同時に形を微調整したり点線で飾っていったりしています。
5.色調補正・テクスチャ
Photoshopに移動します。
Illustratorでキャラクターを選択してCommand+C(コピー)。
PhotoshopでCommand+N(新規作成)するとコピーしたオブジェクトのサイズでキャンバスを作成できるので、そこへCommand+V(貼り付け)。スマートオブジェクトにすることが多い。
色調補正レイヤーを重ねたり、テクスチャを重ねたりする。
psdで保存する。
使ったテクスチャはこれ。
スクリーンで重ねると
こんな感じになるので、
表示レイヤーを統合する。
それを焼き込みカラーで重ねる。
下のレイヤー(元画像)の透明度を下げると
こんな風合いにある。カラーバランスとかいじるときもあるけど今回はこれで人物完成。
6.背景・文字入れ
保存したpsdを更にIllustratorに持ってくる。
背景をちょろっと作成、ちょろっと文字入れして完成です。
はい。